福井 福井市 シンボルツリー シャラ (ナツツバキ)
こんにちは⌒
この前は、すごい雨でしたね~
やはり、年々、異常気象が強くなっている気がします。
今回から、シリーズで8月は、リバーフォレストでご提案させていただいている、樹木について、ご紹介させていただきたいと思っております。
まず、1回目、シンボルツリーによく植えさせていただいている、「シャラ」のご紹介です。
シャラの別名は「ナツツバキ」。
ツバキに似た清楚な花を夏に咲かせることが別名の由来です。夏といっても梅雨時、というイメージですが。
また、この花は1日で落ちてしまいます。
シャラは平家物語にも「沙羅双樹」という名前で登場しています。花が落ちるのを世の中の「無常」にたとえているという話です。
そうは言っても、花が少ない季節に咲いてくれるので貴重な存在でもあります。
そこがシャラの花の魅力です。
新緑も◎。爽やかな葉をしています。
樹形も◎。文章では表現しにくいのですが、何か繊細でしなやかな印象です。
おばちゃまのうちの庭にも、「シャラ」があるのですが、毎年、芽が吹き、葉が出だすと、やっと春になったなぁーと感じます。
葉が出だすと、ホント、しなやかで、涼しげです。夏の暑い時など、リビングから、風にそよぐ「シャラ」をみていると、外の暑さを忘れます。
シャラは株立ち で樹形のいいものが手に入りやすいです。特に落葉後の姿が絵になります。
紅葉は、それなりです。目を引く程ではないかも。
ただし、シャラをシンボルツリーにするには最大の注意点があります。
「西日に弱い」です。
北向きなど、半日陰に植えたいものです。 また、夏場の乾燥には十分な注意が必要です。
落葉樹の葉焼けは避けられないことも多いのですが、シャラは特にその傾向が強いです。
葉だけ焼けてもすぐに樹が枯れるわけではないので、要は見栄えの問題です。 ですから、夏場以降は少し観賞価値が落ちる場合があります。
水やりと根元を乾かさない工夫をしてやってください。
皆様のお庭にも、シンボルツリーに1本、「シャラ の株立ち」は、いかがですか!?