芝 お手入れ 外構 庭 リバーフォレスト 福井
こんにちはリバーフォレストのきむです。
今月は植栽のお手入れをいろいろご紹介してきましたが、
最後は芝生のお手入れをご紹介したいと思います。
目土入れ
目土入れとは芝生に薄く土をかける作業のことをいいます。
芝生を元気よくするメンテナンスの一つで、目土入れをすることで萌芽を促したり、
細く密な葉の成長につながります。
3~5月に全体的に厚さ2~3mm程度、芝生の葉が隠れない様に目土を入れます。
目土は芝生面が平らになる様にするのが基本ですので、くぼんだ部分や
芝生が薄くなってるところがあれば、日をあけて少しずつ繰り返しいれて、
凹凸を修正してください。
ホームセンターや園芸店でも購入できます。
施肥
2月か3月頃、元肥として遅効性の肥料を施します。1㎡当たり、油かす一握り半、
暖効性の化学肥料を一握り施します。
4月頃、即効性の液肥を芽だし肥として施します。
9月か10月にリンサン、カリの含有量の多い肥料を施します。
※薬害が出る恐れがありますので、肥料、液肥の使用量及び取り扱いは、
注意書きを必ず守って下さい。
刈り込み
芝刈りは美しい芝生を保つのに最も重要なメンテナンスです。
4月頃より10月下旬、芝生の伸び具合(3cm程度)によって随時刈り込んで
下さい。
芝生の成長に合わせて、こまめな芝刈りを心がけましょう。芝刈りが出来ずに
芝生が長く伸びてしまった場合は、一気に短く刈ってしまってはいけません。
一度に刈らず、数回かけて徐々に低く刈っていきます。
一気に短く刈ると、軸刈りになってしまい緑がなくなり緑の芝生に戻すのに
時間がかかります。
除草
雑草は芝に比べ生育が早く、放置しておくとすごい勢いで生えます。
雑草を見つけたらすぐに根元から完全に取り除く必要があります。
庭が広すぎて大変とか、面倒くさいという方は,芝生用の除草剤を使いましょう。
薬剤散布は朝10時までか、夕方6時以降に行って下さい。※日中は厳禁です。
サッチング
芝刈りの刈りかすや、枯れて腐った葉をサッチといいます。
サッチングとは、芝刈りの刈りかすや、分解されず枯れて腐った葉(サッチ)
を取り除く作業の事をいいます。
サッチがたまると病害虫が発生しやすく、芝生の成長に良くありません。
綺麗な芝生を維持するために、定期的なサッチングをして芝生を管理しましょう。
エアレーション
芝生は密生して生えているので、芝生の根や茎がからみ合ったり、
人が歩いて土が踏み固められると土の通気性が悪くなります。
固められた状態の芝生にローンスパイクなどで、穴を開けることにより
芝生の根に空気(酸素)を与えて芝生を元気にします
エアレーション作業は夏の芝生の弱っている時期は避けるようにして、
年に1度芝生の生育期である春または秋に行うと良いでしょう。